電力自由化 初期費用はかかるの? (6)
- Michiko Ozawa
- 2016年2月27日
- 読了時間: 2分
電力会社を乗り換えるにあたり 「初期費用」がいくらかかるのか、 不安な方も多いのではないでしょうか。
「安い安いって言ったって 「初期費用に何万円もかかっちゃったよ」 っていうんじゃ、 乗り換えなんかつまらないですよね。
電力会社の「乗り換え」にかかる費用を ご説明しますね。
<契約事務手数料> 電力会社を乗り換える場合、 契約事務手数料が、だいたい3千円前後かかる場合があります。 しかし、手数料を取らない新電力も多いので 調べてみる必要があります。
<工事費用> 電力会社を新電力に乗り換える場合、 電力メーターを「スマートメーター」に 替える工事をする必要があります。
しかし、そうした交換工事が必要な場合でも、 消費者が工事費用を負担する必要はありません。
無料で交換してもらえるので、ご安心ください。
あっ、「スマートメーターって何??」 と思われましたか?
以前のアナログ式の電力メーターは、 検針員の人が来て使用量をチェックしましたが スマートメーターには通信機能があるので 立会いチェックは必要なくなります。
30分ごとのリアルタイムの電気使用量なども チェック出来るので、時間帯ごとの料金プラン設定も できるようになりますね。
この、電力メーターの交換にあたっては 立会は必要ない場合がほとんどです。
乗り換える度に、またはプランを変えるたびに メーター交換するの?
という疑問が生まれるかと思います。
でも、電力自由化が定着すれば、 たびたび電力会社を乗り換える家庭も 増えてくると思われます。
でも、一度スマートメーターに交換してしまえば、 後は耐用年数まで交換する必要はありませんよ!
各家庭の「メーター」は送配電機能の一部で、 送配電機能は全ての電力会社が共用するものなので、 電力会社を乗り換えてもメーターや電線を変える必要はない、 ということなんです。
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