実は、娘の私立高校で、 大学受験に向けての 進路ガイダンスというのがありました。
その資料の中に、自学自習のために 『PDCAサイクルを回す』 ということが書かれていたんです。
PDCAサイクルというのは、
もともとメーカーの品質向上のために
考案された方法なんですが、
今ではどんなビジネスにも採用されています。
PDCAサイクルとは?
PDCAとは以下の4つの頭文字をつなげたものです。
Plan 計画 Do 実行 Check チェック Action 改善
つまり、 目標を設定し計画を立てたら実行に移し 途中でちゃんと出来ているかチェックをし 最後に改善をします。
『PDCAサイクルを回す』というのは 目標を達成するまで この工程を何度も何度も繰り返す、 ということなんです。
いや〜、 進路ガイダンスでPDCAが 出てくるとは思いませんでした。
先生の意味するところは、 「学習目標を立て、実際に勉強し、 成果が出ているかを検証し 成果が出ていなければ勉強法を改善していく」
というものです。
それにしても、 「学校もビジネスだな」 ということを改めて感じました。
学校が利益を上げるためには、 進学率を上げて、 人気の学校にし、 受験者数を増やすことです 。
そうすれば、 受験料からの収入が アップしますからね。
とすると、 学校自体がPDCAを回して、 生徒の学力を上げて、 進学率アップを図り ビジネスの向上を狙っているんです。
ハンドメイド作家のPDCAサイクルとは
実は、 ハンドメイドビジネスにおける 「PDCAサイクル」もとても重要です。
たとえば、 商品をサイトにアップしたり 委託販売しても 思うように販売が伸びなかったら、 原因を検証し、改善していきます。
・色がよくない ・形がよくない ・値段が高い ・販売場所がよくない ・流行を捉えられてない などなど
あきらめずに、 ひとつひとつ改善していって、 その工程を繰り返すことにより、 徐々に収入が増えて行き 目標が達成されるのです。
多くの作家さん達は これができずに すぐに諦めてしまいます。
ECモールに出しても売れない、 マーケットに出しても売れない、 「仕方ないよね」 と諦めてしまうのです。
もしかしたら、 販売場所を変えたら、 爆発的に売れるかもしれませんし、 色を流行のブルーにしたら、 注文が入るかもしれません。
肝心なのは、 「諦めずにPDCAサイクルを回す」 ということです。
売れっ子作家は 一夜にして生まれるわけではありません。
あなたも諦めずに いくらでもPDCAサイクルを回してくださいね。
学校でPDCAサイクルを回してくれると、 子供の学力も上がるので 親にとっても有り難いです。
とはいえ、なかなか娘は 先生や親が思うように PDCAを回してくれないのが 現状なんですけどね(^^;)
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