あなたのそばに あなただけのたったひとつの宇宙があって、 それを見るだけでとても幸せな気分に してくれるとしたら、 あなたはその宇宙買っちゃいますか？
・・・なんか、突拍子もない 質問をしてしまっていますね。
「ハンドメイド イン ジャパン フェス」という、 ２０００人以上の手作り作家さんが 自分の作品を展示、販売するイベントに行ってきたのです。
宇宙ガラスとは？
その中で「宇宙ガラス」というのを販売する 戸水賢志さんののブースが、 異常なことになっていました。
開場と同時に長蛇の列！ 人だかりの間から、ちらっと 作品を見ると、 「え？ ただのガラス玉？！」
でも近寄ってそのガラス玉の中を見ると、 まるで本物の宇宙を閉じ込めたかのように、 美しく、神秘的な世界が広がり、 見る角度により色が変わるんです。
２つとして同じ宇宙は存在しない、 あなただけの宇宙が、そこにはあったのです。
実際１〜４万円もするガラス玉が飛ぶように売れ、 早々に「完売御礼」の札を出していました。
この『宇宙ガラス』を 世界で初めて作った戸水さんも、 初めは苦労されたようです。
小さな個展をしたり、 手作りショップに置いてもらうために 何件も飛び込み営業をしたりして 徐々に自分のブランド価値を上げていったようです。
宇宙ガラスの作り方
宇宙ガラスをよ〜く見て思うのは、 「どうやって作るんだろう？？」
戸水賢志さんのように うまく作ることは難しいですが、 同じようなものを作ることができるそうです。
まず、１００均などで売っている 昔ながらのビー玉を用意します。 このビー玉の表面を溶かしてから一部をへこませ、 色つきのガラスを吹きつけます。 そして、その後に黒いガラスで蓋をします。
なんだか文章にしてもわかりずらいですね。
しかも、 バーナーなど本格的な道具が 必要となってくるため、 素人がつくるには至難の業かも知れません。
実際に作ってみようと思われる方は、 けがなどに充分ご注意ください。
戸水さんの会社、「＋α」が 作り方をYouTubeで公開していたので、 ご紹介しますね。
これ、少し前までは、 作り方を検索しても、出てこなかったんですよ。
企業秘密じゃん、と思いますが 惜しみなく情報提供してくれています。
戸水さんが成功したのは もちろん努力されたから と言うのもありますが 最大の理由は「宇宙ブーム」という 時代の流れに乗ったということです。
自分の好きなものを売ってしまいがちな 手作り作家さんですが、 時代の流れがどうなっているのかを 読み取ることは、とても大切です。
自分のウリを明確にしつつ、 柔軟なマインドで時代に合わせた作品を 作ることが、売れっ子作家になる秘訣なんですね。
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