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Michiko Ozawa

ハンドメイドサイト比較(日本編)

「ハンドメイド作品を売ってお金にしたい」

そんなハンドメイド作家さん達がまず注目するのが、ハンドメイドサイトです。

実店舗を出したり、独自のショッピングサイトを作ったりする前に、まず出品料0円でハンドメイドサイトに登録してみて、売れるのかどうかを探り、プチオーナー気分を味わえるのがハンドメイドサイトのいいとろこです。

今回はそんなハンドメイドサイトがたくさんある中、人気の高い大手4社を比較してみました。


まずは、一番気になる「売れた場合の手数料」と、どれだけ人がうじゃうじゃ(笑)集まっているのか、販売者数と登録作品数を比較してみました。

スクリーンショット 2016-06-29 11.07.37

圧倒的にminneが販売者数が多いですね。

こちらは、グーグルトレンドで、グーグルで検索されるボリュームをグラフにしたものです。やっぱりトップはminneですね。iichiが台湾のハンドメイドサイトを運営するPinkoi(ピンコイ)と提携したので、そちらのグラフも載せてみました。

これは「minne(ミンネ)」という言葉で検索する、ということなので、決してこの結果が売り上げに直結しているわけではありません。なぜなら、人は「星のピアス」とか「皮のスマホカバー」とかで検索して欲しいものを探すこともあるわけで、「minne」と検索するわけではありませんね。

でも、「minneっていいよね」 「minneにこんなのあったよ」とか、人々の話題に上っていることは確かです。

そんなことも踏まえて、ひとつひとつのサイトを見ていきましょう。

minne (ミンネ)

minne

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社が運営するハンドメイド・マーケットプレイスです。2014年に最も利用者の多いハンドメイド・マーケットとなり、CM戦略を打つなど、一番露出の高いサイトといえます。

以下はGMPパペポの担当者による情報です。

minneはハンドメイドマーケットのサービスです。アプリのダウンロード数でいうと、415万ダウンロード(iOS 60%:Android 40%くらい)という状況です。

今のところユーザーの9割が女性で、20〜30代の女性が多いですね。

minne上で取引されている金額でいうと、月間で5.5億円の流通(2015年11月実績)、購入単価でいうと2,000円~5,000円くらいの価格帯が多い、という感じでしょうか。

ほとんどが、PCではなくスマホですね。スマホ(アプリ+WEB)という意味では、購入の8〜9割がスマホ経由です。とくにアプリの比率が、どんどん高まっています。

トップクラスですと、月150万円くらい売上がある方もいますね。「minne」で作品を売ることで、生計を立てている方もいらっしゃいます。

中には、まったく無名のところから、三越さんや伊勢丹さんから声がかかって、いまや人気作家という方も何名も出てきています。

「minne」では毎月のように、全国各地で物販イベントもやっているのですが、人気作家さんの売り場には、スタートと同時にファンが走ってきて、行列ができることもあるくらいです。

月150万円って、すごいですね。

つまり、お得意の作品を手作りするだけで、生活ができるってことです。なんだか夢のようですね。

でも安易に考えないでくださいね〜。10万人の中のトップってことですからね(汗)。

Creema(クリーマ)

creema

出品数ではminneと並ぶ勢いのCreema(クリーマ)です。

絵画やイラスト、写真などの平面アートにも力を入れています。

東京ビッグサイトでのリアルイベント「Handmade in Japan(ハンドメイドインジャパン)を開催したり、毎月のイベントなども行い、サイトで出展者を募集しています。

特徴的なサービスとして、パソコンでの個人間売買が不安な人向けに「代理出品サービス」も提供しています。

代理出品サービスを利用した場合、出品は無料で可能で、作品が売れた場合に代金の35%が販売手数料となります。

ユーザーが自分の好きな作品リストを公開できる「キュレーション」機能もあります。

2014年11月にiPhoneアプリをリリースし、2014年6月にはKDDIと資本業務提携をしています。

iichi(イイチ)

iichi

広告代理店の博報堂のグループ会社で、新聞への広告掲載や、テレビ・雑誌とタイアップするなど宣伝に力を入れています。

本格的な作家・職人が多く参加している感じがみられます。

iichiの特徴は、海外に展示、販売できることです。2016年4月に、台湾のハンドメイドサイトのPinkoi(ピンコイ)と提携し、本格的に海外進出を始めました。上記のグーグルトレンドのグラフでも、Pinkoiは検索されるようになってきていて、徐々にシェアを広げています。

これからどう変わるのか、目が離せませんね。

tetote(テトテ)

tetote

OCアイランド株式会社が運営。手芸商材を販売するクロバー株式会社とも繋がりがあり、サイトの雰囲気は手芸店っぽい感じになっています。 サイバーエージェントのブログサービス「アメブロ」と連動しているため アメブロを活用している人には利点が多いサイです。

プチ稼ぎドットコムさんのサイトにこんなことが載っていました。

もしあなたがベビー用品や出産祝いとなるモノを出品する予定ならば、利用するハンドメイドサイトはtetoteが有利です。 tetoteは、国内の数あるハンドメイドマーケットプレイスの中でもベビー用品や出産祝い品が大変人気で運営側もプッシュしているんですよ。 よだれかけ、母子手帳のカバー、おもちゃ、布絵本など、特別なお祝い品を探しているお客さんに大きくアプローチ出来ますよ。

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